他人に任せる勇気

 助けてほしい!
 そう言われた時にどうするでしょうか?
 なるべく助けてあげたいと思うのが人情ですが、手を差し伸べるのはあなたである必要はあるのでしょうか?
 
 他の人がやるから、自分はやらなくていいという話ではなくて、やっぱり得手不得手があります。力仕事が得意な者と頭脳労働が得意な者がいる。ならば、各問題において得意な者がやった方がいいんじゃないでしょうか。

 その頼み事が例えば、「荷物を持つのを手伝ってくれ」といった特に技能の必要のないことだったら、もちろんしてあげればいい。
 だけど、中には難しい頼みもある。

 例えば、アイディアを貸してくれ。意見が聞きたい。

 ただ感想を言うだけならば可能だし、自分なりに頭を捻ってアイディアを提供することはできるけれど、それで相手を満足させてあげることができるとは限らない。特に専門知識が必要になってくるとお手上げになってしまうこともある。

 そういう時って、アイディアを出すのが得意な人やその分野に明るい知人がいれば紹介してあげればいいんですよね。
 助けを求められた時に、責任感の強い真面目な人ほどついつい自分がなんとかしなきゃと思ってしまうんですが、自分がなんとかできないこともある。それでも身を粉にして奉仕するって、どうも努力の方向性が違う気がするんですよ。

 助けを求められたら、それを解決できるであろう人を紹介する。それも十分な貢献だと思うのです。
 その悩みを抱えている人のネットワークには入ってなかった人をそこに入れてあげるだけで全ての物事が上手くいって、みんなが幸せになる。仲介だけでも素晴らしい役割を果たしている。

 だから、自分で全部背負い込んでやるよりも得意な人に任せればいいんですよね。みんなが得意なことがあって、それに没頭できたらそれは美しい世界でしょう。そうなるように願ってる。

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