物言わぬ信頼に気づく

 好きで通っている店が1つや2つあるでしょう。
 それは飲食店かもしれないし、アパレルかもしれない。ジャンルはなんだっていい。

 それで行きつけの店に行くと、どう振るまいますか?
 店員と親しくなったら喋るかもしれない。けれど、全ての店でそうあるとは限りません。ただ、その場が好きなことには変わりないので、そこに通う。
 飲食店であれば、食事が美味しかったり雰囲気が好きだから行く。普通に食事して「ごちそうさま」と言って帰っていく。

 自分が客の場合は気づかないけれど、じゃあお店からしたらどうだろう?

 定期的に来てくれて、クレームを言わずに食事をしてきちんとお金を払って帰っていく。それって、かなり素晴らしいお客さんだと思うのです。
 でも、そういう素晴らしいお客さんというのは目立たない。今の時代、声の大きいクレーマーがどうしても目立ってしまう。だけど、見過ごしがちな善意のお客さんにこそ目を向けなければいけないのかもしれない。

 ニュース番組では凄惨な事件が報道され、「誰それが社会貢献しました」ということはなかなか取り上げられない。
 でも、確実に善意の行動を起こしている人はいて、それゆえに世の中は捨てたものじゃない。

 信頼は伝わりにくいのじゃなくて、当たり前過ぎて気づきにくいものなんだ。違和感が無さすぎて、そこにあっても気づけない。だからこそ、意識して目を配っていく必要があるのかもしれない。大事なものを失わないために。
 
 だけど、信頼が当たり前過ぎて気づかないというのは実は幸せなことだとも思う。それは善意に囲まれて育った証拠だから。
 誰も信頼できない環境で育ったらそんな風には思えない。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク