自分にできることとできないこと

 私達は自分にできることできないことがある。

 なにを当たり前のことをと思ったかもしれない。けれど、じゃあなにができてなにができないんですか?
 この質問に答えられる人はなかなかいないと思う。
 少なくとも今の私はできない。

 今日、相談を受けて強く感じた。
 相談を受ける人の陥りがちな問題として、ついつい感情移入してしまうことがある。一緒になって悩んで、巻き込まれて落ち込んでいってしまう。けれど、それはなにも改善していないし、誰も幸せにならない。

 必要以上に感情移入してしまう時は、自分になにができてなにができないかを認識することが大切になってくる。
 まず大抵の場合、相談を受ける人は悩みを抱えている本人ではないのだから、その問題を解決することはできない。その大前提の上でなにができるのかを探す必要がある。愚痴を聞いてあげるのか、解決の手助けになる機関・人を紹介してあげるのか、1つくらいはできることがあるでしょう。

 1つの例として悩み相談を挙げましたが、普段発生する問題もこの「できるか、できないか」が根本にある気がするのです。

 仕事を請け負いすぎて倒れてしまうのは、自分がどれくらいの仕事量ができるかのキャパシティを知らないから。
 
 能力・スキルの有無はもちろんですが、中には変えがたい可、不可もあります。

 例えば、人間は厳密に性別を変えることはできません。
 当然のことだけど、それを改めて見つめてみると違う視点が見えてきます。戸籍上の性別は変えることはできるし、周囲の人にそう扱ってもらうことはできる。
 また他人を変えることはできないけれど、他人に気づきを与えることはできる。

 そうやって分別していくと、今なにをすればいいのかがわかってくる。

 英語を喋ることができない。けれど、アルファベットは理解できる。100くらいの単語はわかる。自分で文章を考えることはできない。音声を真似ることはできる。
 だから、語彙を増やそう。とりあえず簡単な英文を作ってみよう。そうやって、少し先の足元に光が当たる。

 自分になにができてなにができないのか、どこまでできてどこまでできないのか、あらゆることについて自分なりの答えが用意できれば、思い悩むことも少なくなるだろうと思います。

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