気功入門(天野泰司)

 最近「気」について興味を持って、調べています。

 東洋医学的に言えば気とは生命活動の根源となるエネルギーのことです。生きてる人間の脳や心臓を切り開いても「生命」を確認することができないのは、その源である気が目に見えないものだから。

 活元運動の誘導法で合掌行気法(手を合わせて呼吸を通す)をやっていると、指がピクピクと動いたり掌に柔らかい温かみを感じることができます。それが「気」に起因するものなのか私にはまだわかりませんが、誰にでも宿っているものならばそれを扱う方法を学ぶことは決して損にはならないでしょう。

 さて、気功のイメージとして小難しそうな印象がありました。テレビに出てくるような気功の先生は中国伝統の衣装に身を包み、画面越しでは上手く伝わらない気功を行い、釈然としないままに終わってしまう。

 だから、なにか複雑で一般人には敷居の高いものだと思っていました。いや、実際深く学ぼうと思えば色んな理論や用語が出てくるのでしょう。

 けれど、本書で語られることはとても簡単で「ゆるむ」「感じる」「自然に動く」という3点について語られている。動きというのはそこに集約される。

 これならばできるかもしれないと思わせる。だけど、「ゆるみ」と「たるみ」は違う。いつでも動けるように用意しているのがゆるみならば、たるみはだらっとして動きが止まってしまっている。

 ただ、毎日続けていれば少しずつ少しずつゆるんでいって、ゆるむことで普段感じられないものが感じられるようになって、やがては身体が自然に動くようになる。言うは易し行うは難しです。

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