身体が閉じる

 身体が閉じていく。

 その文面を見つけた時に、今の私はまさにそんな感じだと思った。
 知らず知らずのうちに寒くなると、身体が閉じていく。

 それは物理的にも精神的にも。
 寒さによって肩をすぼめ、外を嫌って中へとこもる。

 その過程の中で、開かれていたはずの胸襟は狭まり、人目を避ける。
 ああ、自分の意思とは関係なく、勝手に閉じていく。

 目が、耳が、刺激を避けるようにと働く。

 開いていたいって思っているけれど、どこかで閉じてしまいたいと思っているのか。
 だから、身体が閉じていく。

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