未来デザインという未来から現在を見て、行動を変えていく手法をやった。
毎回、結構苦しい作業になる。
でもそれも案外悪くないのかもしれないと思い始めてきた。
苦しさも色々あると感じている。
それは枯渇した苦しさと詰まった苦しさだ。
例えば、食べ物がなくて苦しい時は枯渇して何もなくて苦しい時、人間はすり減っていく。
それは避けていきたい。
でも、一方で言葉を発したいのにうまく表現できない時、いわゆる「産みの苦しみ」という奴はそれほど悪くない。
それはさながら、ホースがねじれて詰まっているようで、その絡まりが解けてしまえば、一気に解放感に満たされる。
複雑に絡み合ったホースを解く作業には面倒くささが伴うけれど、それは確かに必要な過程だとおも思う。