他の分野に接すること

 1つのことを生業とした時に、その分野に特化することはその人の専門性を高める意味合いではとても有効だと思います。
 
 ただ、だからこそ他の分野に触れることは必要だと思います。
 1つの世界に閉じこもってしまうと、視野が狭まってしまう。

 その分野での常識が己の常識になってしまうけれど、実は社会とずれているかもしれません。

 福祉系の職につく友人・知人が数人いるのですが、彼ら彼女らの仕事はいわゆるサラリーマンとは明らかに違っています。特に入所施設だと職員も利用者も閉じた世界で毎日同じ面子で過ごしています。そこには顔見知りゆえの安心感と距離感の近さゆえのしがらみもあります。

 休みの日などに意識して外の世界と関わっていかなければ、施設の中で生活が完結してしまいます。そうやって、仕事とプライベートの境目がなくなって息苦しさを感じている人は多いようです。不満を覚えながらも、低賃金で長時間労働が環境に声をあげられないのは外部との関わりが薄いことも一因に挙げられるように思います。
 
 それで、じゃあ他の分野と繋がるとどんなメリットがあるかというと、アイディアが増えます。
 隣の分野では当たり前のことが自分の専門分野では当たり前じゃない。
 もし、その当たり前じゃないことを自分の領域でも導入したらどうなるでしょうね。

 この1年は教育関係の人とのご縁がたくさんありまして、寺子屋形式の塾や教えない教育、反転授業なども知りました。
 そうした教育の思想を知る中で、「教えないヨガのレッスンとかしたら面白いんじゃないか?」と現在思っています。

 インストラクターが教えるんじゃなくて、生徒が誘導をする。
 馬鹿げているように思えるかもしれませんが、その誘導によってどんな身体感覚を持っているのかが理解できます。そうしたら、インストラクターもまた違ったアドバイスや関わり方ができるんじゃないかなと考えています。

 こういうアイディアも自分の外の世界と接することによって生まれて来るものです。
 他で使えるアイディアを自分の専門分野にも活かれば、さらに一歩抜きん出ることができるのではないでしょうか。
 
 
 
 

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