ロルフィング体験記まとめ

 さて、随分時間が経ってしまいましたが、ロルフィングのまとめを行います。

 読むにあたって注意していただきたいのは以下に書くことは私が体験者として感じ考えたことであり、正式なロルフィングの考え方ではないということです。(間違いの指摘は歓迎です)
 正式な情報が知りたければ、ぜひロルフィングを実際に学ぶかご自身で体験してロルファーに疑問をぶつけてみてください。

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目次
・ロルフィングを受けるまでの経緯
・ロルフィングに関する相反する情報
・施術部位
・セッションごとの好転反応
・見えたきた自分の特徴
・変わったこと
・ロルフィングの捉え方
・ロルフィングとはなんだったのか

ロルフィングを受けるまでの経緯。

 2015年5月頃、尊敬するしらさんという方から南山大学のグラバア俊子先生を紹介され、その伝手でロルファーさんを紹介していただきました。
 私はもともとヨガをやっているのもあって、ボディワークにも興味があります。これも縁と思い、受けてみました。

ロルフィングに関する相反する情報

 ただ、受ける前に1つ大きな疑問がありました。
 私が最初にロルフィングについて知ったのは、「痛みがまったくない」ということでした。実際に、世間に広まっているロルフィングのイメージはこちらが主流です。
 しかし、グラバア先生の著書では「新・ボディーワークのすすめ」では痛みを感じる記載がされていました。
 この相反する情報はなんなのか?
 体験記を読めばわかりますが、私の受けたロルフィングは痛みの伴うものでした。しかも、時にはかなり激しく。
 それはセッションの深さによる違いだと私のロルファー(施術者)は言っていました。表面だけをやれば、痛みなくすることもできる、と。
 その辺りの違いはロルファーの違いなのかもしれませんね。
 

施術部位

 ロルフィングでは一旦全身をバラバラに分解するようです。そして、その場所に溜まっているもの(エネルギーや感情)を放出させていきます。そしてそれを後半のセッションで組み立てて統合していく。10回目はそれぞれの気になる場所を行うそうです。
1回目ーー呼吸器系
2回目ーー足、肩
3回目ーー身体の側面
4回目ーー骨盤(くるぶしから内股)
5回目ーーお腹・肘・首
6回目ーー足全体、背中、お尻
7回目ーー顎
8回目ーー下半身総集編
9回目ーー上半身総集編
10回目ーーお尻とハムストリング

セッションごとの好転反応

ロルフィングをやると、特に最初の方は様々な症状が好転反応として出てきます。症状があるうちは違和感や痛みがあったりして辛いですが、喉元過ぎれば以前よりも楽になってきます。
 以下が私が感じた症状

・心のブレーキが効かなくなった。(1〜2回目)
 躁鬱に似ているのですが、感情の波の中でだいたい自分の上限下限はわかっています。けれど、気分が下降線になっている時に、そのまま転げ落ちるようにどーんと落ちていました。その一方で、なにか良いことがあると次の瞬間には世界が薔薇色に見えてきました。今思い返してもなぜあんなに感情の起伏が激しかったのかよくわかりません。

・2週間出た咳(3〜5回目)
 長引いたのもあって、印象に残っています。腰が痛くなるくらい咳が止まらなくなって、大変でした。後から思うと、身体が溜め込んだものを吐き出そうと必死に働いてくれていたのかもしれません。

・右肩とお尻の熱(3回目)
・青っ洟(4回目後)

 咳の終わりがけに黄色い青っ洟が大量に出てくるようになりました。

・唐突な下痢(4回目後)
・猛烈な吐き気(5回目)
・猛烈な眠気(6回目)
・顎がつる(6回目後)
・極度の疲労・眠気(7回目)

 魔の7回目は忘れようにも忘れられません。大量のエネルギーを出し切って、その日1日はぐったりしていました。 

見えてきた自分の特徴

 施術とその前のカウンセリングによって、今まで気づかなかった自分の特徴が見えてきました。

・承認欲求の強さ
 目立ちたい。でも注目を浴びるのは恐ろしいと思っていました。その矛盾に苦しんでいました。

・責任感
  自分がなんとかしなきゃいけない。1人でなんとかしなきゃと気負う一面があります。人を頼ることが苦手というよりも、人を頼ろうという発想がなかなか浮かんでこないのです。一旦必要になれば、頼れます。

・道徳観
 こうあらねばという規則に縛られすぎている。もっと柔軟であっていいし、不真面目になろうと努力しています。

・自分で悩みを生み出し、それを肥大化させている
 他者から実際に言われたことではなく、自分でこうじゃないだろうかと勝手に悩んで、それをどんどん膨らませていました。空白になっている場所をそのまま空白として放置できず、自分で悩みをはめ込んで悩むのです。自分から見ても面倒なので、やめました。

・足先を外に回すのは簡単。だけど、内側に回すのは苦手。
・深い部分での肩こりはある。
・お尻が異常に硬い。いつも右のお尻を力んでいる。
・全体的に身体の右側に力が入っている。

変わったこと

 ロルフィングを受けてみて、心身共に変わってきました。それは、ともすれば見逃してしまいそうな微妙な変化ですが、意識して自分を観察していく中で確かに感じたことです。

 ・自分が知らず知らず力んでいることが実感できるようになった。
  特にお尻ですね。今でも油断すると硬めています。力んでる箇所を意識的に力を抜くようになりました。

 ・以前よりも前向きになった。
 どんだけネガティブに考えても幸せにはなれないですよ。だったら、前向きに楽観的な方が楽です。
 
 ・他人を慮って言えなかったことが言えるようになった。
  思ったことが口をついて出るようになりました。全てではありませんが「我慢してても仕方ないよな」と心から思えるようになりまして、言いたいことがあったらちゃんと言えるようになりました。

 ・歩くのが楽になった
 これは単純に身体が整ってきたからでしょう。丹田の感覚、理想的な立ち方がちょっとだけわかった気がします。

 ・自分の身体の歪みに気づけるようになった。
 内観力が高まり、以前よりも自分の肉体に違和感を覚えるようになりました。その分、身体の使い方も考えるようになりました。

ロルフィングの捉え方

 ロルフィングを受けていく中で興味深い表現を幾つか聞きました。体験記と私が覚えている範囲で挙げておきます。

・結合組織は心と身体をつなぐ場所
 心と身体は「見えないなにか」で繋がっているのではなく、結合組織で繋がっている。これは初耳で面白い考え方だと思いました。

・左半身は受容・インプット、右半身は行動・アウトプット
・ハムストリングは能力に関連する。
・お腹で感情を溜め込み、肘に現れる
・太腿はゴールに向かうための手段・方法
・足裏は「人生のゴール」
・痛みという形で全部出していけば、後は勝手に良くなる。
・へその緒は母との繋がり

>ロルフィングとはなんだったのか

 こうしてブログで書いていると、友人などから「ロルフィングってなんなの?」と聞かれることがありました。その時に答えに窮していました。
 重力に対して適応した身体を作る。
 そんな杓子定規的な答えを返していたけれど、相手も自分も釈然としていませんでした。
 ただ、10回を終えて更に少し時間をおいておぼろげながら見えてきたことがあります。
 適応した身体を作るには、まず重力を感じられるようになることが大事だということです。
 頭では重力の存在を知っていても、「あー、今日重力強いわー」などと体感することはありません。
 けれど、セッションの中で身体が整ってきたら、違和感を覚えます。

 あれ、いつもより立ちやすい。立ち続けていても疲れない。

 その時感じた身体感覚の変化によって、初めて重力を認識できます。
 だから、重力に適応した身体を作るというよりも「重力を認識する身体感覚を外的な刺激(=施術)によって取り戻す」がロルフィングなのかなと感じました。
 その過程において心の問題とも向きあう必要があります。というのは、身体感覚をにぶくさせているのは力みや緊張であり、その背後には心の問題が横たわっているからです。
 ロルフィングの特徴的なところは、心の問題も身体で扱おうとするところだと思います。もちろん、施術の前にはカウンセリング形式での会話もありますが、本質は施術だと感じました。
 カウンセリングや心理療法では、話すや表現することによって癒す方法をとります。
 その点を、ロルフィングでは心と身体を繋ぐとされる結合組織にアプローチすることで、肉体的な症状(私の場合はせき、鼻水、眠気)として発散させようとします。
 これは非常に面白いと思いました。
 まとめると、ロルフィングは「重力を認識する身体感覚を取り戻すために行うもので、その過程で身体の緊張を生む心的な問題も解決するもの」です。
 冒頭にも述べた通り、これは私的な見解ですので、あしからずご了承ください。気になったら是非体験してみてください。
 

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コメント

  1. […]  それが少し変化してきたのがロルフィングを体験してからです。  施術を終えた時に、力みなく自然に立てていました。  思えば、その時に顎が引けていたのでしょう。 […]