試される大人

 子どもと関わっていると自分が試されていると感じることがしばしばある。

 主に、能力面というよりも人間性の面でだ。この人はどれくらいまで許してくれて、どのくらい甘えさせてくれるのか。ワガママを言ってみたり、とにかく「イヤッ!」と言ってみたりして、こちらの器を測ろうとしてくる。

 それは意図してやっているというよりも本能的な生存戦略の1つなんだと思う。
 お母さんがいる時といない時で、ガラッと性格が変わるのはもちろん、1人1人の大人に対して全然反応が違う。
 ある人には泣き真似をしてごねるのに、別の人にはまったくごねることなく素直に言うことを聞く。
 
 大人の心の隙を子どもは決して逃さない。確実にそこを突いてくる。
 じゃあ、隙を見せないようにすればいいのかというと、ガチガチに守りを固めた大人には子どもも警戒して心を開かない。

 でも、そうして試されることに不思議と嫌悪感を感じない。試されている時の対応が1番大事なんだ。
 そこで怒鳴り散らして誤魔化そうとするのか、あるいは痛いところを突かれたと自分の隙を認めて変えるのか。その選択によって、大人も子どもも成長具合が違ってくる。

 さて、あなただったらどうしますか?

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